![]() 元警官1人 在宅起訴へ 県警自ら隊書類ねつ造 2004/12/21 兵庫県警自動車警ら隊(自ら隊)の隊員らが捜査書類をねつ造し、百六十三人が処分された問題で、神戸地検は二十一日までに、中心的に不正処理にかかわったとして書類送検された元巡査部長(44)=懲戒免職=を虚偽有印公文書作成・同行使の罪などで、早ければ、年内にも在宅起訴する方針を固めた。送検された残りの元隊員十二人については、起訴猶予の不起訴処分にする公算が高いとみられる。 これまでの調べによると、元巡査部長は、自ら隊阪神方面隊に所属していた二〇〇二―〇三年にかけ、自転車盗事件などの処理過程で、成人に適用する「微罪処分手続書」と少年事件用の「簡易報告書」に架空の被害者名を記入。 名前に合わせた認印を使い書類をねつ造し、占有離脱物横領罪での摘発が成立するように装うなどした、とされる。虚偽書類は、警察署から検察庁などに送致されていた。 神戸地検は、書類送検された十三人のうち、元巡査部長が、不正処理を主導的に行っていたと判断。一緒に勤務した同僚らは、元巡査部長の手口をまね、隊員らの間で不正処理が広がっていったとみている。同地検は、元巡査部長を略式起訴、残りの十二人を起訴猶予処分にする方針で、最終的な詰めの捜査を進めている。 県警は、〇二年一月―〇四年七月の間、自ら隊が取り扱った約一万件の関係書類を調査した結果、虚偽書類を装置した事件が十八件あり、所有者不明の自転車の処理に困り、同僚に譲渡した業務上横領容疑事件も一件あった。 このほか、自ら隊の内部報告用書類は二百十一件偽造されていたことが判明。県警は十二月一日、虚偽有印公文書作成・同行使容疑などで元巡査部長ら十三人を書類送検。当時地域部長だった警視正や、自ら隊長を務めた警視三人を含め、一つの不祥事では県警史上最多の計百六十三人を処分した。 ・特集「県警捜査書類ねつ造」 [ 閉じる ]
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