医療産業都市の活用を 兵庫工業会など初会合
2005/01/26

 医療に観光や新たな顧客サービスなどを組み合わせて、国内外から多くの人を呼び込む「神戸ホスピタリティ都市構想」を提案・検討する研究会が神戸市内で発足した。兵庫工業会などが結成し、医療産業都市構想の幅広い活用を想定。「ホスピタリティ(もてなし)」を切り口に、新たなまちづくりやビジネスを議論する。

 同工業会と関西ニュービジネス協議会が今年八月に神戸で開催する「神戸ホスピタリティ都市構想シンポジウム」に向けた準備の組織として設立。兵庫県立大学とも連携している。

 初会合には企業や行政から約七十人が参加。講演した県立大経営学部の安室憲一教授は「神戸は高度医療サービスを核にしてホスピタリティを考えれば、新しいベンチャーが育つ苗床ができる」と述べ、新たな事業例を提案。高度医療病院と地下でつながった滞在型病院の建設や、患者や家族向けの観光サービス、アジアからの医師受け入れなどを例示した。

 研究会は今後、六月までに計五回開き、国内外の医療産業の集積事例や医療を活用した新規サービスなどを学ぶ予定。八月のシンポジウムでアイデアを集約した後、提言を盛り込んだ報告書を兵庫県と神戸市に提出する。

・特集「医療産業都市

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