医療研究拠点、05年神戸に開設 経産省外郭団体
2003/12/25

 経済産業省の外郭団体・地域振興整備公団が、神戸市・ポートアイランド2期に医療ベンチャー企業を支援する「バイオメディカル開発センター(仮称)」を設けることが二十四日、明らかになった。最新鋭の診断機器を備え、製品開発を支援する。近隣の研究機関や地元中小企業と連携し、医療分野の新事業創出も目指す。

 約十一億円を投じ、公団が運営も担う。同市所有の約三千平方メートルを借り三階建てのビルを建設。MRI(磁気共鳴画像装置)などを備えた実験室や動物実験用のミニブタなどを飼う研究室のほか、ベンチャーの入居区画を三十程度設ける。二〇〇五年夏にも完成予定。

 近隣の理化学研究所発生・再生科学総合研究センターや先端医療センターでの研究を生かすほか、新しい治療技術の評価や、医療関係者への訓練も手掛ける。また同市機械金属工業会や地元企業などと、より実用的な医療器具の開発を目指す。賃料は一平方メートルあたり月額四―五千円程度。

 同市はポーアイ2期で医療産業都市構想を進めており、センター入居企業への賃料補助も検討中。「医療機器の研究拠点ができることで、企業や人材の集積が確実に進む」と期待している。(桑名良典)

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