![]() 再生医療の研究成果発表 神戸 2004/03/09 再生医療研究成果発表会(先端医療振興財団主催)が八日、神戸ポートアイランド2期の神戸臨床研究情報センターで開かれ、約二百四十人が参加した。 基調講演では、理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの西川伸一副センター長が「医療産業都市構想が進む神戸では、研究者と医療機関、企業がしっかり手をつなぐことが大切」と強調。コーディネート役を担う人材育成の必要性などを訴えた。 続いて、各研究機関から最新の研究成果が紹介された。 二〇〇二―〇六年度の経済産業省プロジェクトである循環器系の再生医療については、大阪大医学部の澤芳樹助教授が「日本では脳死移植が進まず、再生医療のニーズが高まっている」と説明。人間の細胞を培養して心筋をつくる技術を紹介し、「重度の心臓病患者に近く臨床応用したい」と述べた。 ティッシュエンジニアリング研究センター(尼崎)も、中枢神経系を再生する技術を示し、「全国に百七十万人の患者がいる脳卒中などの治療が期待できる。技術面、倫理面を一歩ずつクリアしたい」と報告した。 一方、先端医療振興財団も二〇〇三年度から、前立腺がんやリウマチ、動脈硬化などの治療につながる産学官の研究を支援しており「〇四年度にも、技術を実用化するためのベンチャーを立ち上げたい」とした。 [ 閉じる ]
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