小春日和に湯気ほのか 伊弉諾神宮で無病息災祈り神事

2005/11/08


ササの葉で湯をまき無病息災などを祈願する巫女=伊弉諾神宮

 立冬の七日、淡路市多賀の伊弉諾神宮で、神事「湯立神楽祭」が開かれた。この日の淡路島は洲本で、最高気温二〇・五度(神戸海洋気象台調べ)を観測するなど十月中旬並み。暦に反し陽気に包まれたが、各地から集まった約百人の参拝客は伝統行事に触れ、冬の始まりを感じていた。

 同神事は、古代の占い「探湯(くがたち)」が起源。境内に熱湯の入った五つの釜を置き、白装束に身を包んだ巫女(みこ)が、「淡路神楽」に合わせ舞を奉納。釜の湯につけたササの葉を四方に振りかざし、参拝客が見守る境内に湯を振りまいた。

 函館市日吉町から訪れた勝又チカさん(69)は「念願の淡路島旅行中に、珍しい神事に偶然立ち会えてうれしい。いつまでも元気で過ごせるよう祈りました」と話していた。(萩原 真)


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