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本の面白さ伝えたい 姫路・旭陽小で住民が読み聞かせ
2005/11/27 ![]() 「また読んでください」と、次の読書会を楽しみにする子どもたち=姫路市網干区坂出、旭陽小学校 姫路市網干区坂出の旭陽小学校で、地元住民が毎週金曜日の朝、本の読み聞かせボランティアに取り組んでいる。自治会が校区内の約1万戸に回覧板などで参加を呼びかけたところ、会社員や主婦、定年退職者ら30―60代の20人余りが応募。児童との交流も芽ばえているといい、杉山校長は「人との出会いが子どもたちの財産になる。長く続けていきたい」と話している。(敏蔭潤子) 読書ボランティアは、子どもたちに社会性と人の話を聞く姿勢を身に付けさせようと、九月からスタート。一―六年の全クラスで、始業前の午前八時四十分から十五分間行っている。 一人が一クラスを担当し、出勤前に参加する会社員もいるという。本は図書館で選んだり、子どもたちの要望を聞いて決める。 主婦の防垣美恵さん(50)は、スリの手口を細かく説明する星新一の「ショートショートセレクション盗賊会社」を六年生に読み聞かせた。刺激的な内容に反応を心配したが、子どもたちは静かに耳を傾け、六年生の桑野昇太君(11)は「スリルがあって結末が楽しみだった」と声を弾ませた。 担当クラスはボランティアが話し合って決めるが、同じクラスを継続して担当すると、子どもたちも次第に打ち解け、日々の出来事を話しかけてくれるようになるという。最近では、本に興味が出てきたという声も聞かれるようになった。 定年退職後、「脳の活性化に」と参加した松久八郎さん(62)は「子どもたちがじっとこちらを見て話を聞いてくれる。こんなことは初めて」と話していた。 [ 閉じる ]
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