武蔵とお通の恋物語をCDに 女性ユニット
2002/11/06

 姫路で活動する女性ユニットが、宮本武蔵と「お通」の恋物語を、「月の影」という曲として完成させた。武蔵を慕う、お通のいちずな思いを現代風の歌詞にアレンジし、バラードに乗せた。近くCDも販売。大河ドラマ放映を前に、武蔵ゆかりの地、播磨を盛りあげる。(桑名良典)

 姫路市の高山真純さん(22)=北原、富岡美緒さん(22)=御国野町国分寺、井村綾子さん(20)=飾磨区中島=でつくる女性ユニット「ぴゅあ」。

 三人は、飾磨高校フォークソング部のOGで、学年が一つずつ違う先輩と後輩。昨年二月に「ぴゅあ」を結成し、同市内のライブハウスで演奏しているほか、オリジナルのCDアルバムも発表してきた。

 「月の影」は、吉川英治の小説「宮本武蔵」に登場する「お通」をモデルに、リーダーの高山さんがイメージを膨らませ、作詞、作曲した。

♪暗い部屋に あなたはひとり

 何を想い 時を過ごすの?

 月あかりを 求めていた

 ほんの少しでいいから

 今すぐ あなたを照らして♪

 歌い出しの詞には、姫路城に幽閉された武蔵に寄せるお通の姿や思いを投影した。武者修行の旅に出る武蔵との別れの心情を歌ったフレーズもある。

♪待ち続けてた 約束の場所

 交わした言葉 忘れることなく

 あなたの影を見た気がして

 夢中で駆け寄っていった♪

 「お通は、一人の男性を思い続けたいちずな女性の象徴」と高山さん。「いまの女性にだって通じる部分はあると思う。一人でも多くの人に共感してもらえればいいですね」と話している。

 武蔵とお通の別れの舞台となった小川橋を歌った「おつう橋」と合わせて、十一月中旬から、同市内のCDショップなどで販売。アンジー・サウンド・プロジェクトTEL0792・88・5565

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