「優雅ね」と好評を呼ぶ木目込み人形展=姫路市網干区新在家 木目込み人形の作品展が、姫路市網干区新在家のモリシタ洋品店で開かれている。「義経」を題材にした作品など二十二体が並び、見る人を和ませている。無料。十五日まで。
出展しているのは、趣味の人形づくりを手がけて約四十年の溝渕美智子さん(69)。二年前、親類が営む同店の改装記念として作品展を開いて以来、毎年、新作を発表している。
木目込み人形は桐(きり)の粉を固めた素材で形を整え、布を重ね着させてつくる。温かな表情が特徴。三回目の今年は、京都・鞍馬寺で笛を吹く義経を表現した「十六夜の笛」など平安時代をテーマにした作品、天の川を挟んで織り姫と彦星が出会うシーンを表現したものなど力作がそろう。書道の師範代である夫の幸一さん(76)が書く作札も優雅さを引き立たせている。
溝渕さんは「心を込めてつくった作品を見てほしい」と話していた。(若林幹夫)