民話、文化財を本に はりま市川ライオンズクラブ
2004/06/22
古里の文化遺産を見直し、後世に伝えようと、はりま市川ライオンズクラブ(森川実会長)が、同クラブの活動エリアである市川、神崎、大河内町の文化財や天然記念物、民話を収録した「ふるさとの文化遺産と民話」を発行。各町の図書館や病院、学校などに贈った。
メンバー六人が史跡を訪ね歩き写真を撮ったり、郷土史家の話を聞くなどし、三カ月がかりで完成させた。
文化遺産は、市川町甘地地区の獅子舞や、神崎町の旧福本藩陣屋跡、大河内町川上地区伝統の年末行事「くまびき打ち」など県や町の指定文化財を歴史などを交えながら紹介している。
また、村のすべての水田に水を引き込み、役人に洪水が起きたと思わせ、年貢を減免させた市川町の義民・後藤八郎左衛門の話、大河内町長谷地区の人たちが、主人の命を助けた飼い犬の忠誠心に感動し、塚を建てて代々供養し続けた話…。民話では、神崎町大山地区で夜な夜な女性に化けて酒を買いに来る「からんころんの石」などを掲載している。
森川会長は「郷土の先人たちが築いた有形無形の遺産を絶やすことなく資料として残したかった。この本が今後の古里づくりに役立てばうれしい」と話している。
A4判七十五ページ。三百部発行し残部あり。希望者に無料配布する。同クラブ事務局TEL0790・26・2190
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