白紙からあらため協議 西脇・多可の合併問題
2002/06/28

 西脇市と多可郡四町での法定合併協議会設置が各市町の議会採決で見送られ、いったん白紙となったが、今後の広域合併をめぐる模索の動きがあらためて始まっている。一日の多可郡町長会に、合併論議とは別の要件で西脇市の内橋直昭市長も出席の予定だが、今後の方針についても話題に上るとみられる。

 二十六日に最終日の加美町議会では、合併問題で今後の対応や枠組みに関する一般質問が相次いだ。戸田善規町長は枠組みについて「今の議論の場である西脇多可で考えるのが筋」との見方を示し、「各首長に合併協議を呼びかけたい」と発言した。

 また、西脇市議会が二十五日に「加東郡を含めた合併について論議すべき」との決議文を採択したことに対して、反発の声が少なくない。

 提案した市議の一人は「西脇多可だけの財政力では合併後も健全な運営ができず、税収の豊かな加東郡も含めて考えるべき」としているが、郡部から「合併した場合、周辺部になる加美町や八千代町と、中心部のままの西脇市とでは合併への温度差がある。その差を無視し、性急に南に目を向ける態度は遺憾」という批判も出ていた。

・特集「市町合併
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