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2007年10月31日
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灘・畑原市場大火から1年 活性化へ続く模索
2007/09/02
![]() 大火から丸1年が過ぎた畑原市場。復興に向け模索は続く=神戸市灘区倉石通1 戦前から続く畑原市場(神戸市灘区)の大火から一日で丸一年。阪神・淡路大震災をようやく乗り越えた商店主らに、火災は深い傷あとを残した。店舗の建て替え協議が難航するなど、復興に向けて課題は多いが、まちづくり協議会などが加わってさまざまな催しを開くなど、活性化の模索が続いている。(河尻 悟、貝原加奈) 畑原市場は水道筋商店街の北側に位置し、ピーク時の一九七〇年ごろには約六十店あった。しかし、後継者不足や震災の影響もあって空き店舗が年々増え、この一年間にも三店減り、現在は四十二店が軒を連ねる。 火災は昨年九月一日午前九時半ごろ発生。市場隣の空き家から出火し、市場に延焼した。空き店舗を含む五店舗が全焼、七店舗が一部焼失した。 再建や補修が進んだ一方、昨年十月ごろから畑原市場と隣接する東畑原市場(九店舗)を合わせて建て替える案が持ち上がった。約十回にわたって商店主らが話し合ったが、まとまらず、八月末に協議は仕切り直しに。協同組合畑原市場の久保田隆夫理事長(57)は「このままでは立ち行かなくなるとの思いは、みんな同じ。ただ建て替えとなると、なかなか意見がまとまらない」と苦しい胸の内を明かす。 建て替えについて、東畑原市場の商店主は前向きな姿勢。東畑原市場協同組合の中西敏夫理事長(71)は「課題は多いが、年内をめどに協議し、東畑原市場と畑原市場の南側を中心にした建て替えに向けて努力したい」と話す。久保田理事長は、この案に一定の理解を示しつつ「両市場全体で建て替える方法がないか、あらためて検討したい」としている。 ハード面の復興が難航する一方、活性化の取り組みは広がりを見せている。空き店舗のシャッターには児童の絵画約八百点を掲げた。また「灘中央地区まちづくり協議会」も市場で空き店舗を活用。県看護協会神戸東部支部とともに月二回、健康相談をする。同協議会の高田幸治さん(29)は「いろんな人と連携したい」と語る。 半世紀にわたり同市場で買い物をしている主婦(65)=灘区中原通=は、空き店舗の増加を心配し「働く人の顔を見ながら新鮮で安心な食材が手に入るのが市場の魅力。昔のようなにぎわいを取り戻してほしい」とエールを送っていた。 [ 閉じる ]
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