合併議案小差で可決 吉川町会
2005/02/22

 三木市と吉川町の合併協定調印を受け、吉川町議会は二十一日、臨時会を開き、同町を廃止して三木市に編入する廃置分合案など、合併関連三議案を可決した。ただ、採決の結果は賛成七、反対六のきん差。合併賛成派と反対派の溝は最後まで埋まらず、永塩崇議長の不信任案が提出(否決)されるなど混乱した。

 可決したのは廃置分合案のほか、吉川の財産を三木に引き継ぐ財産処分案、吉川町域だけで新市の議員選挙(定数三)をする定数特例と農業委員(八人)の在任期間特例を認める議案の三件。

 合併後の吉川地区に地域審議会の導入を求め、現行の枠組みに反対する「創夢会」の六人はいずれの議案にも反対。永塩議長を除く十三人で採決し、きん差で可決した。

 六人は、永塩議長が昨年十二月の合併協議会で、議会の要望だった地域審議会の設置を求めなかったとして不信任案を提出。七対六で否決された。

 三木市議会には三月一日に開会する三月定例会本会議で提案される。

 十四日に承認され、両市町長が県に合併申請書を提出する見込み。県議会の議決、総務大臣の告示を経て十月二十四日、人口約八万五千人の新三木市が誕生する。

 廃置分合 地方公共団体の廃止や新設に伴い、区域を変更すること。地方自治法では団体を廃してほかの団体の区域に加える「編入」のほか、「合体」「分割」「分立」の四つがある。今後は県会の承認を経て、知事が配置分合の決定書を両市町長に手渡す。

・特集「市町合併

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