はりま にぎわい特区  地域再生への挑戦

17.でえしょん連絡協議会 (赤穂市)

 

(05/06/18)

輪広がり、今や新名物

中高生のチーム「夢走」。元気あふれる踊りで「でえしょん」を盛り上げる=赤穂市さつき町、尾崎公民館

 「でえしょん でえしょん はよこいや(何をしてるの 何をしてるの 早くおいでよ)」―。

 歌詞はすべて播州赤穂弁。アップテンポの曲に合わせて法被姿の男女が鳴子を打ち鳴らし、「エンヤコラセー、ドッコイセ」と威勢のいい掛け声を上げて舞い踊る。

 赤穂市で二〇〇〇年に誕生した。当初は、同市の夏祭り「市民の夕べ」で、三、四チームが個別に披露する程度だった。転機となったのは、〇三年十月。地域を活性化させようを合言葉に、愛好家らが「でえしょん連絡協議会」を立ち上げた。

 「それまではチーム間の交流は少なく、振り付けもばらばら。盛り上げていくには、まとまりが必要だったんです」と渉外担当の末政靖晴さん(46)が振り返る。
 力を入れたのが普及活動。市民総合体育館で一般市民向けに講習会を開く一方、地域のイベントに積極的に参加するなどPRにも努め、愛好家の輪を広げた。

 現在、協議会には市内の十一団体が登録。中高生二十一人でつくる「夢走」もその一つ。リーダーの高校二年生末岡裕理さん(16)は「愛着を持って踊れるので楽しい。自分たちの元気で地域が少しでも活気づけばと頑張っています」と話す。

 昨年、地域活性化に取り組む団体や個人を助成する同市の「チャレンジあこう推進事業」の対象となり、同十一月に「第一回赤穂でえしょん祭り」を開催。三十一団体約三千人でにぎわった。

 足元の課題は祭り運営の資金集め。今年も同事業の助成対象に選ばれたが、不足分はメンバーが企業を回り、協賛金を募ることにしている。

 「でえしょんを赤穂の名物の一つにして、地域を盛り上げていきたい」と末政さん。今年の同祭りは昨年より九団体多い四十団体が参加して十一月五日に開催予定。

 「でえしょん でえしょん はよこいや」

 練習に励むメンバーたちのかけ声があちこちで響く。

(斎藤雅志)

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