| はりま にぎわい特区 地域再生への挑戦 | ||
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| 「あったらいいな」を形に
「ウォームビズ・マフラー」「健康ローラーマッサージャー」「イグサ漆器」―。ユニークな試作品が続々と登場する。 毎月第三日曜、姫路科学館(姫路市青山)である公開研究会「日曜発明学校」。形、デザイン、機能性―。会員の発表作品を前に活発な意見が交わされる。 イグサ漆器は、茶わん形に編んだイグサにうるしを塗った。作者は、畳製造業岡本八郎さん(58)=姫路市川西。会員から「菓子器ならいいかも」との提案があった。「ぜひやってみたい」と岡本さん。前向きな姿勢に会場の熱気も高まる。 研究会は一九六八年に誕生。日曜学校も二月で四百五十回目を迎える。会員数約百二十人。参加者は二十―八十歳代と幅広く、職種も自営業を中心に、会社員やそのOB、公務員や医師、住職―とさまざまだ。 生活者の視点から「こうだったらいいな」というアイデアを形にしている。 作品はモノに限らない。焼酎のお湯割りに梅干しを入れた飲み物を「梅湯酎(ばいたんちゆう)」とネーミングしたり、標識の図柄のデザインもある。 「四文字熟語かるた」など、販売にこぎ着けた作品は数えるほどだが、会員は「頭の体操をしながら、アイデアや商品が生まれれば」と明るい。 地域の施設に“発明品”の寄贈を続ける最高齢の山川勝治さん(85)=佐用郡佐用町佐用=も「みんなと接するとエネルギーをもらう。若さを保つ秘けつ」と出席を欠かさない。 企業の開発担当者を招いての講演、特許や実用新案に関する勉強会などにも意欲的に取り組む。 児童を狙った凶悪犯罪が相次ぐ中、尾上誠一会長(70)=姫路市白浜町=は、下校時の子どもの安全対策を考えてみよう―と会員に提案した。「世間の関心が高い問題。これからも人と社会に役立つことを考えていきたい」(松本茂祥) |
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