忠臣蔵で観光客お出迎え JR播州赤穂駅前で寸劇

2006/05/31


四十七士になりきり、殺陣(たて)のけいこをする団員ら=赤穂市中広

 赤穂市内の有志でつくる市民劇団「蔵」は、六月から月に一-二度、JR播州赤穂駅前などで忠臣蔵の名場面を演じる観光客向けのパフォーマンスを計画している。団員らは「また赤穂に来たいと思ってもらえるように頑張りたい」とけいこに励んでいる。

 同劇団は二〇〇二年、赤穂義士の吉良邸討ち入り三百年を記念した「赤穂義士三百年祭」に向けて、市内でカイロプラクティック医院を開業する山本陽三さん(56)=赤穂市塩屋=が旗揚げした。

 団員は二十-六十代の男女十一人。衣装や小道具も手作りし、「赤穂義士祭」での上演や老人ホームへの慰問公演をしている。

 「赤穂を訪れた人が忠臣蔵の世界に浸れるように」と企画。中心市街地活性化などを目的に市が助成する「チャレンジあこう推進事業」に応募し、対象事業に選ばれた。

 六月二十五日を皮切りに、来年三月までの毎月一、二回、日曜日に、JR播州赤穂駅に新快速電車が着く時間に合わせて昼前に二回、駅前で上演するという。

 演じるのは、浅野内匠頭が吉良上野介に切りかかる「刀傷松の廊下」と、最後の討ち入りの場面で、約三十分間。記念撮影会も予定している。

 山本さんは「素人ばかりでつたない点もあるが、三百年前の義士の熱い気持ちを伝えたい」と張り切っている。

 現在、毎週金曜の夜に集まり、練習を積んでいる。市内外から団員を募集中。山本さんTEL0791・43・2002

(山本哲志)


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