JR赤穂駅 義士がお出迎え

2006/06/26


 ようこそ、義士のまちへ-。赤穂市の市民劇団「蔵」のメンバーらが25日、JR播州赤穂駅で忠臣蔵の名場面を再現するパフォーマンスを披露し、迫真の演技で訪れた観光客らを出迎えた。来年3月まで毎月1、2回、日曜日に新快速電車の到着時間に合わせて上演する。(山本哲志)

 同劇団は二〇〇二年、赤穂義士の吉良邸討ち入り三百年を記念して催された「赤穂義士三百年祭」を機に設立。団員は市内などの二十-六十代の男女十数人で、週一回けいこに励み、赤穂義士祭での上演や老人ホームへの慰問公演などを行っている。

 駅でのパフォーマンスは、観光客に忠臣蔵の世界に浸ってもらおう-と初めて企画した。

 午前十時四十分、討ち入り衣装に身を包んだ大石内蔵助ら九人が駅改札口に登場。到着したばかりの観光客らを「ようこそ、義士のまちへ」と大声で出迎えた後、吉良上野介を討ち果たす場面を約三分間で熱演した。

 大阪市内から友人二人と訪れた男性(60)は「刀を合わせる場面は迫力十分。気分が盛り上がりました」と喜んでいた。同劇団の山本陽三代表は「まだ手探りだが、満足してもらえるよう練習を積み、定着させていきたい」と話していた。


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