浴衣地の義士うちわ 赤穂の呉服店が販売

2006/06/30


色鮮やかな「義士うちわ」を手にする妻井社長=赤穂市加里屋

 赤穂市加里屋の老舗呉服店「工芸呉服きぬや」が、忠臣蔵にちなみ、ゆかた地を使った「義士うちわ」を作り、同店で展示販売している。

 忠臣蔵の故郷にふさわしい民芸品を目指し、義士ゆかたや義士手ぬぐいなどを考案してきた妻井昭二社長(66)が「冬に活躍の場が多い義士を夏にもPRしたい」と制作した。

 うちわは、竹製の柄と骨組みに京都で染められたゆかた地を使用。絵柄には、市立歴史博物館所蔵の浮世絵風の四十七士像を用いている。色は、四季をテーマに、若草、濃い赤、黄金、ねずみ色の四色をそろえた。

 「義士らの力で悪霊を祓(はら)い、福を吹き入れるように」と、地元の大石神社で祈とうも受けた。秋の国体開催時には、各都道府県に四十七枚を寄贈するという。

 書道家でもある妻井社長が象形文字を書いた創作うちわも合わせて展示している。

 七月十日まで。義士うちわは大(六千円)は二百個、小(二千円)は六百個を用意。先着百人には割引がある。同店TEL0791・45・1700

(山本哲志)


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