|
2007年10月31日
|
|
|||
|
猫との触れ合い絵本に 赤穂の寺内さん
2007/03/29
![]() 元小学校教諭の寺内まみさん(56)=赤穂市東有年=が退職の節目に、絵本「うちのネコ、すごい」を自費出版した。主人公は飼い猫ミュー。ユーモアあふれる挿話で家族との触れ合いをつづりつつ、ゆとりを持つ大切さを教えてくれる。 寺内さんは家島町生まれ。赤穂市内を中心に三十五年間教員を務め、昨年退職した。 ミューは七歳の雄猫。家の近くで寺内さんに拾われた。決まった時間に寝起きし、昼間は居心地の良い場所でのんびり。ネズミも捕ってくれる賢い猫だ。 ミューとは対照的に、人間はずいぶん身勝手。目覚ましが鳴っても起きないかあさん。とうさんは周りにせかされるまで、ご飯を食べない。 共働き夫婦の帰りが遅い日の翌朝、部屋の障子に大きな穴が開く。ミューの仕業だ。 「忙しいのは仕方ないが、一緒の時間が大切。いるだけで安心できるんでしょうね」と寺内さん。退職後、障子張りをさせられることはなくなったという。 仕事と家庭の両立の難しさ-。絵本は子育て世代、とりわけ父親たちへのメッセージを込めた。 「三十分でもいい。本を読んであげたり、家事をする姿を見せたり。子どもと触れ合う心の余裕が持てて、それを大切にできる社会になってほしい」 退職を「人生の第二楽章」と位置づける。「第一楽章は夢中で働いた。これからは、地域の中で自分のできることを考えたい」と目を輝かせる。 A5変判、二十四ページ。赤穂、相生市内の書店で販売中。千六百八十円。新風舎TEL03・3746・4648(松本茂祥) [ 閉じる ]
Copyright(C) The Kobe Shimbun All Rights Reserved |