地元昔話で手作り絵本 相生保育所

2005/11/26


知事表彰最優秀賞を受賞した手づくり絵本の「ぴょんとこしょがたべたい」=相生市相生、相生保育所

 相生市立相生保育所の保育士らが地元の昔話をテーマにした絵本を作り、県保育大会の知事表彰(創意工夫作品)で最優秀賞を受賞した。忘れん坊の子どもを主人公にした物語などユーモアたっぷりの2つの作品で、絵や文に工夫を凝らした。保育所で朗読すると、園児たちからせりふの大合唱が起こる人気ぶりという。(武藤邦生)

 保育士らが「地元の文化を子どもらに伝えよう」と、市史などから昔話を選んで、絵本に仕上げた。

 「ぴょんとこしょがたべたい」は、「だんご」の名前を「ぴょんとこしょ」と間違えてしまう忘れん坊・かんきちが主人公。

 十八ページの物語で、文は子どもが親しみやすいよう、繰り返しを増やすなどしたが、方言は残した。絵は昔風の色合いを心掛け、表紙は布張りにした。

 人形劇仕立てにするため、腕人形も手づくりした。

 読み聞かせると、名場面で「だんご、だんご」の大合唱が起こる。主人公かんきちは、園児らの人気者になっているという。

 もう一冊の「へのよめさん」は、おならがよく出る女の人の話で、場面を描いたエプロンを舞台に、人形を張り付けるなどしながら話すのが人気だ。

 同保育所の吉田直子所長は「これを機に、園児が広く地域文化に親しんでくれれば」と話している。


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