赤穂のタデで染め物 新作商品化へ 美術講師の有年さん
2004/10/03

落ち着いた色合いの蓼州染の作品=赤穂市中広、赤穂市文化会館
 「赤穂」の地名の由来になった植物のタデを使った染め物を、高校で美術講師を務める有年外志子さん(54)=赤穂市元沖町=が制作した。「蓼州(りようしゆう)染」と名付け、同市文化会館で開催中の「A・K・O2004」展で、三日まで披露されている。

 すでにタデを釉薬(ゆうやく)にした焼き物の制作に取り組んでいた有年さんは、約二年前から染め物に使おうと検討。今年九月、同市内の山林から採取したイヌタデの茎と葉を煮詰めた液に、綿や絹を漬けて試作品を仕上げた。銅や鉄などの金属を溶かした触媒に漬け、発色を濃くする工夫もした。

 今回は、緑や黄色に染めたサンプルを展示。有年さんは「紅葉したタデを使えば違う色が出るはず。いろいろな色合いに挑戦してみます」。今年中にハンカチやスカーフなどの商品化を試みるという。

 同展では、ほかに同市内の愛好家による木製家具や水墨画、知的障害者・児施設の利用者らが作った陶器などを展示している。「ゆめ空港」TEL0791・42・6103

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