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2007年10月31日
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読書感想文コンクール 柏原高の山本君、全国大会へ
2006/11/09
![]() 読書感想文コンクールで県知事賞を受けた山本君=丹波市柏原町、柏原高校 第五十二回青少年読書感想文コンクール兵庫県大会高校生の部で、丹波市柏原町の柏原高校二年、山本俊一郎君(16)が最優秀賞に当たる県知事賞を受賞した。読んだ本は、ナチス強制収容所での体験をつづったユダヤ人心理学者ヴィクトール・E・フランクルの「夜と霧」。山本君は「極限下で優しさを持ち続けた人たちの強さに圧倒された」と話す。(小林良多) 校内や地区選考を経て、県内約四十点の中から「優れた思考と文章力」と評価を受け、同賞に選ばれた。今後、県代表として全国コンクールへ出品される。 「夜と霧」は一九四七年の発刊。収容所の中で死と向き合う人々の姿を淡々と描く。読む側に生き方を問う作品として、今も世界中で高い評価を受けている。 山本君は以前から、そうした評判を聞いおり、夏休み前に本を手にした。多くの収容者が倫理観をなくしていく中、パンを譲ったり、若者の身代わりになって殺される老人たちがいたことに心を打たれたという。 山本君は「ただ悲惨な過去の事実を知るだけでなく、自分の身に置き換えて考えさせられた。例えば学校のように与えられた環境の中で何をするか、一人一人が問われているんだと感じた」と、読後の心境を話す。 今回の受賞については、「多くの人が作品を読むきっかけになってくれたらうれしい」と、はにかんだ。 [ 閉じる ]
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