水揚げされたホンマグロ=香美町香住区若松 全長が最大で一・八メートルに達する巨大なホンマグロ(クロマグロ)七匹が、香美町香住区鎧沖約一キロの大型定置網に掛かり、余部漁業生産組合(中村之信組合長)の第一豊漁丸(岡田和船長、七トン)が八日、香住漁港西港で水揚げした。
岡田船長らによると、日本海を百匹単位で回遊するうち、えさとなるトビウオなどを追って仲間とはぐれたグループらしい。体重は八二―四四キロで、胴回りは最大一・三メートル。多くの仲買人らが見守る中で一匹ずつ入札にかけられ、北陸方面などに出荷された。
県但馬水産事務所によると、ホンマグロの水揚量は、最近十年間の統計で年間一―四十トンと変動が大きく、漁獲は偶然に左右されることが多い。そんな中、第一豊漁丸は今年四月にも六〇―三八キロのホンマグロ八匹を水揚げしたばかりで、文字通り「豊漁」が続いている。
岡田船長は「今後もたくさん網にかかるよう、期待したい」と話していた。
(井原尚基)