足の神様に巨大わらじ奉納 日高の「賽の神」
2004/01/13

奉納されるわらじ(右)とぞうり=日高町田ノ口
 巨大なわらじとぞうりを奉納して無病息災を願う伝統行事「賽(さい)の神」が十二日、日高町田ノ口であった。地区の住民らが約三時間かけて編み上げた。

 旅の安全と村の加護を祈るため、邪霊を防ぐ足の神「サエノカミ」にぞうりなどを奉納したのが始まりとされる。

 住民ら約三十人が昨年秋に刈り取った稲わらをお堂に持ち寄り、はさみで形を整えながら編んだ。長さ約一・四メートル、幅約一メートル、重さ約三十キロのわらじとぞうりが出来上がった。

 近くの林道入り口にあるサエノカミのほこらまで運び、二本の杉の木に結びつけ、神事を行った。

 大谷正樹同区長(69)は「住民みんなが高齢化に負けず、健康で過ごせる年になってほしい」と話していた。(浦田晃之介)

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