地 域 版 

長者屋敷を民間委託検討 篠山市

2005/06/09


民間への委託などが検討されている長者屋敷=篠山市網掛

 篠山市は、一九八八年のホロンピア88「北摂・丹波の祭典」の会場の一つだった「長者屋敷」(同市網掛)の運営を民間に委託する検討を始めた。使用目的や運営方法などを定めた条例の廃止案を十日開会する市会に提案する。この施設は使用目的などが制限されてきたことなどから、利用者が減少。活用方法が検討されていた。

 同屋敷はもともと篠山市野中にあった大西家旧宅。明治時代に建築されたといわれる。八八年に現在の場所に移築。同祭典で使われ、九九年の合併時に旧丹南町から篠山市へ引き継がれていた。現在は四季の森生涯学習センターが管理、運営を行っている。市などの文化財の指定は受けていない。

 しかし「地域文化の振興」などを目的としていたため、利用者は少なく、昨年は八回しか利用されていなかった。

 議案では、条例廃止の時期は十月とされている。同市は「民間の活力を借りることも考えて、有効活用につなげたい」としている。(小林隆宏)


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安全へのまなざし JR脱線事故を教訓に
 尼崎JR脱線事故は、丹波地域で人員の輸送などを担う業者や団体にも強い衝撃を与えた。事故をどのように受け止めたのか。地域交通の安全を守るためには、どうしたらいいのか。それぞれが抱える課題や共通する問題などを聞いた。
05年度丹波市予算案から
 丹波市として初の本格予算案が市会に提案されている。市の位置づけは「夢と希望への助走」。厳しい財政事情の中で、将来の「飛躍」に向けて市は、何を目指し、どのような助走を始めたのか。丹波市が進もうとしている方向を探る。
たんば味ごよみ
備えていますか 私たちの防災
 台風23号では、丹波地域でも大きな被害が出た。犠牲者が三人出たほか、水没した建物に取り残されたり「あわや」という状況で救助された住民もいた。阪神・淡路大震災から十年がたち、国内外で大規模な災害が相次ぐ中で丹波地域の安全について考えてみたい。
夢をのせて JR加古川線電化開業
 十二月十九日、JR加古川線は待望の電化開業を迎える。すでに沿線各地ではハード、ソフトの両面からさまざまな取り組みを展開し、利用者増を模索する。今年は全線開通から満八十年。地元住民の思いとともに、生まれ変わる鉄路の現状と未来を探る。(今泉欣也)
丹波市長・市議選を前に
 昭和の合併で誕生した旧氷上郡六町が一日、丹波市に姿を変えた。二十八日に告示される市長、市議選を経て、県内で神戸市に次ぐ面積を誇る丹波市のまちづくりが本格的に始まる。合併協議の過程でも具体的な議論は深まらず、新しい「わがまち」の将来を描けない住民は多い。広域合併の先輩・篠山市の現状と重ね合わせながら、丹波市の未来を探る。
台風23号 丹波の被害まとめ
 台風23号による丹波地域の被害総額が六十四億円以上に上ることが、丹波県民局のまとめで分かった。うち河川や道路など公共土木施設の被害が約四十八億五千三百万円で最も大きく、農地や林道などは約十三億円で、農作物の被害は約二億五千万円だった。「伊勢湾台風(一九五九年)以来」ともいわれる被害の内容を紹介する。
命の重み わがまちの救急体制
 丹波市発足まで残り一カ月を切った。合併後のまちづくりの課題の中で、医療・救急体制の充実を求める声は根強い。だが、救急三病院が偏在し、広大なエリアを均等にカバーできていない救急業務など課題は多く、解決は容易ではない。厳しい財政運営が予想される新市の行政で、命の問題をどうとらえるか。ヒントを求めて当事者の声や思いを集めた。
篠山と義経 伝説をたどって
 
アテネの空に届け 山田選手へのエール
 アテネ五輪の開幕が目前に迫った。篠山市、三田市で少女時代を過ごし、世界に羽ばたいた競泳の山田沙知子選手(21)。両市には、メダル候補の呼び声も高い彼女との思い出を胸に声援を送る人たちがいる。“地元”からのエールよ、届け、アテネの空へ―。
ほっこり ゆったり 懐かしさを訪ねて
 「ああ、そういえば昔あったな」。そんな思いを抱かせるものが丹波の各地で、今も息づいている。意図して、または無意識に生活の中に残され、親しまれているものたち。それらは優しく、そして温かい。
『新市』どこへ 調印後の急転劇
 氷上郡の合併で十七日、新市名「丹波市」の再考を求めて関連議案を否決した氷上町会の特別委員会。同町の動きは、他町の関係者に大きな衝撃を与えた。同町会は市名を再考したうえでの出直しを望むが、他町からは「再考は難しい」との声も出され、合併の実現は困難な情勢となっている。
地方の言い分 兵庫5区から
 行財政改革、合併、疲弊する地場産業…。地方自治体は生き残りを模索する。目前に迫った衆院選で、有権者は国会議員に何を期待するのか。兵庫5区が抱える地域の課題を検証する。
混戦 兵庫5区
 十日、衆議院が解散した。自民のベテラン谷洋一が引退した兵庫5区は現在、自民新人の谷公一(51)、民主新人の梶原康弘(47)、共産新人の西中孝男(54)が立候補を予定し、混戦模様となっている。動きを追った。
「先進地」は今 合併丸4年を迎える篠山市
 旧多紀郡四町の合併で県中東部に「篠山市」が生まれ、四月一日で丸四年を迎える。全国で「平成の大合併」の動きが加速する中、行政能力の向上や合併特例債を利用したまちづくりを目指した「先進地」はどのように進んでいるのか。人口約四万八千人の山あいのまちで現状を探った。
「先進地」は今 4年間の篠山市政を探る
 篠山市が誕生して今春、丸四年を迎える。四月下旬に実施される市長選挙を前に、誕生後の四年間と今後の課題を探る。
パワーはじけて 異色の街おこし軍団
 丹波にも、年々都市化の波が押し寄せ、新時代を先取りするような動きが活発になっている。町の未来を見つめ、腰を据えて地域づくりに取り組むさまざまなグループにスポットライトを当てた。
走路いずこへ 25年目 もみじマラソン
 健康づくりと過疎地の活性化を目指して開かれる「青垣もみじの里国際ハーフマラソン」。記録より楽しむことを狙った健康マラソンとして県内で初めて開かれ、今年で四半世紀を迎える。十一月三日の開幕を前に、大会の歩みや、これから進むべき方向を探る。
合併の足音 新市目指す氷上郡6町
 氷上郡は、二〇〇五年春までの合併を目指すことになった。これまでの議論で、具体的な地域問題の解決や住民投票を求める声が上がってきた。行政や議会は、これらの声をどう克服して合併を実現させていくのか。道のりにある課題を探った。
合併の指標 氷上郡6町の行方
 氷上郡の合併問題を考える住民説明会を前に、合併に対する「期待」と「不安」は漠然としたままだ。三月にまとまった将来構想(案)をもとに、住民自らが「合併を含めた将来のまちづくり」をどう考えればいいのか。議論の争点は。住民の関心の高いテーマについて現状と展望を検証する。
われら地球人
 米国で昨年九月に起きたテロ事件は、国を超えて人と人が心から分かり合うことの難しさを、あらためて浮き彫りにした。丹波でも長年、地道に国際交流に取り組む人やグループがある。そんな活動を通じて、地域から発信する「平和への思い」を紹介しよう。
15歳の針路 氷上郡3高校の行方
 氷上郡内にある県立三高校の在り方をめぐる議論が、各方面で本格化してきている。少子化で進学者人口そのものが減る中、各高校は生徒数確保に重いかじ取りを迫られている。進学への価値観も多様化してきており、郡外を志望する生徒も増加する一方だ。“生き残り”を迫られる、郡内の高校事情を探った。
(安藤 文(ふみ)暁(あけ))
丹波探検
 「丹波○○」と、昔から丹波を冠する名物は多い。そんな伝統の逸品に加え近年、新しい特産に名乗りを上げるものも少なくない。丹波のどんな要素が推進力となっているのか―。人と風土を追いながら特産・名物の本質に迫る。

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