宮本武蔵・伊織ゆかりの歴史財産として顕彰していく泊神社=加古川市加古川町木村 江戸初期に活躍した二刀流の剣豪・宮本武蔵の高砂出身説をPRしている「宮本武蔵・伊織顕彰会」(高砂市)が、ゆかりのある加古川市に支部を設立することになり、十二日に記念集会が開かれる。武蔵の養子・伊織が再建したとされる泊神社(加古川町木村)を中心に、勉強会や顕彰活動を進め、観光資源としても広く魅力を発信していく。(渡辺裕司)
設立される支部は、通称「泊神社・伊織会」。
泊神社は一六五三年に伊織の寄進によって再建され、武蔵の高砂出身説を裏付けるとされる棟札も発見されるなど、武蔵・伊織とゆかりが深い。その歴史ある地域の財産を受け止め、後世に伝えていこうと、高砂の同顕彰会で活動していた加古川市民有志が加古川支部の設立を呼びかけた。
同神社の管理や、植栽など周辺整備のほか、伊織や神社の歴史についての勉強会や講習会も行い、観光ガイド養成も視野に入れる。地域での歴史資料も掘り起こすなどし、地域活性化やまちづくりに取り組むという。
神社近くに住む発起人の一人で、支部長となる松下哲雄さん(55)は「息の長い活動にして、加古川市の観光基盤づくりにもつなげたい」と話す。
十二日の記念集会は加古川町木村の木村公民館で午前十時から式典があり、郷土史に詳しい岩坂純一郎氏が「ふるさと加古川の文化財・泊神社あれこれ」と題して記念講演。支部会員は年会費千円だが、当日は会員以外も無料参加できる。問い合わせは松下さんTEL22・7322