代替品確保の動き 県内食品業界
2003/12/25

 米国で牛海綿状脳症(BSE)の牛が見つかり米国産牛肉の輸入が全面禁止となったことで、兵庫県内の食品業界では代替品の確保などに追われている。

 伊藤ハム(西宮市)は輸入牛肉の約三割が米国産で、オーストラリア産などへの切り替えを急ぐ。売上高への影響は「相場変動もありうるため、不透明」としている。

 エム・シーシー食品(神戸市)も「輸入停止で原材料の高騰につながらなければよいが」と懸念する。

 総菜のロック・フィールド(同)は、サラダに用いる米国産ローストビーフの材料を来年一月分まで確保済み。しかし「禁輸期間の長さ次第では、新たな仕入れ先を探す必要も出てくる」という。

 原料や商品にかかわる牛肉の約半数を米国産でまかなうエスフーズ(西宮市)は「現在、流通している商品は安全性が証明された材料のみを使っている」と強調した上で「企業にとって重大事。一刻も早く安全な肉の輸入を再開できるよう政府に働きかけたい」と話している。

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