浮かぶ記憶の影「神戸の壁」ライトアップ 淡路

2006/01/08


参加者の思いがこもった影絵が浮かび上がった「神戸の壁」=7日午後5時30分、淡路市志筑新島              (撮影・内田尚典)

 「であえたふしぎ あなたとわたし」―。阪神・淡路大震災の被災地、神戸市長田区で焼け残り、淡路市志筑新島に移設された「神戸の壁」に七日夕、手作りの影絵が浮かび上がった。

 保存、移設に取り組んだ市民グループ「リメンバー神戸プロジェクト」(三原泰治代表)などが企画。被災地のメッセージを託そうと、地元の子どもら約四十人が、隣接するホールのロビーで影絵を製作した。

 まちをイメージした家や車、淡路にちなみ海をテーマにしたクジラや人魚などが、高さ約七・五メートル、幅約十四メートルの壁面に次々と映り、全員で「神戸の壁」の曲を合唱。神戸市中央区港島中町、山下都子さん(52)は「壁のそばで犠牲になった両親も喜んでくれるだろう」と話していた。

・特集「伝える 震災11年


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