勝利を信じ声援を送り続けたサポーターの前で戦うヴィッセル神戸のイレブン=神戸市兵庫区、神戸ウイングスタジアム(撮影・宮路博志) 神戸市兵庫区の神戸ウイングスタジアムで四日、サッカーJリーグ二部(J2)の開幕戦に臨んだヴィッセル神戸。九年ぶりに復帰した指揮官のもと、J1復帰に向けて新たなスタートを切ったが、ザスパ草津に0―3と惨敗を喫した。サポーターは、結果に肩を落としながらも「復帰を目指し、応援を続けたい」と話した。
試合前、バクスター監督がピッチに登場。「阪神・淡路大震災で大きな亀裂が入ったピッチも、今は変わった。神戸は前進します。われわれも前に進んでいかなければならない」と通訳を介して観客にアピールすると、歓声が上がった。
しかし、試合は後半に失点しての完敗。「前半何度もあったチャンスを生かせず、焦りが見えた。今後は若手の起用で流れを変えて」と神戸市須磨区の高校生住野雄一君(18)は険しい表情。
それでも、サポーターの思いは一つ。尼崎市の会社員小坂真一さん(29)は「きょうは残念だが、まだ新しいチーム。巻き返すチャンスはいくらでもある。できる限り、スタジアムで応援を続けたい」と前を向いた。