「心のケアに万全対策を」北側国交相

2005/05/10

 北側一雄国土交通相は十日、閣議後の会見で、尼崎JR脱線事故の遺族や負傷者らの心のケアについて、「被害者や家族はもちろん、多くの方が大変なショックを受けている。兵庫県と尼崎市が中心となって心のケアの態勢を取っているが、国としても専門家の先生にお願いするなどバックアップ態勢を充実させるべきだ」と語った。この日の閣議で厚生労働相に支援策を要請したという。

 JR西日本社員の一連の不適切な行動については、「事故後に現れた事象は、社全体にまん延していた空気や風土の問題だ。今後の改善策に強い関心を持っているし、意見も申し上げたい」と語った。事故車両に乗り合わせた運転士が救助活動をせず、勤務へ向かったことに関しては、「救助に携わるのは当然で、極めて遺憾だ」と強い調子で非難した。


[ 閉じる ]
Copyright(C) The Kobe Shimbun All Rights Reserved