大橋眺望の舞子タワー、利用客減り3月末に閉業
2002/01/26
3月末で閉業に
明石海峡大橋を地上百メートルから眺めることができる舞子タワー(神戸市垂水区)が、三月末で閉業することになった。神戸市都市整備公社が二十五日、発表した。二〇〇二年度中に撤去する。阪神・淡路大震災の影響などで利用者が伸び悩み、回復の見込みがないうえ、大規模な改修時期に差し掛かったことから廃止を決めた。
同タワーは一九九二(平成四)年、架橋工事を見学してもらうため、市の依頼を受けた公社が工事が完成するまでの暫定施設として設置。総事業費は約十八億円で、観覧部分が回転しながら最高点と地上の間を結ぶ。
公社によると、タワーの総利用者数は昨年十二月末で約百六十万人。開業二年目に最高の二十七万人を記録したが、震災で激減。架橋開通後も当初の予定を延長して営業を続けたものの、運営費をまかなえる年間三十万人には遠く及ばず、今年度は昨年十二月末で約七万人と低迷していた。
運営費の累積赤字だけで約三億円に達しているほか、開業から十年を経て数億円の改修工事も必要になったため撤去することを決めたという。
同公社は「観光施設としての役割もあり営業を継続してきたが、利用者数からも資金面からもこれ以上は続けられないと判断した」としている。
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