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「理科離れ」に対応 小学校教諭が実験実技学ぶ 2002/07/27 小学校教諭が理科実験の実技を学ぶ講習会が二十五、二十六の両日、神崎郡香寺町の香呂小学校であった。子どもの「理科離れ」が指摘されるなか、新学習指導要領の導入で、児童の興味をどう引き出すか、教える側の力量が問われる。実際のところ教諭の方にも「実験は苦手」という声がある。講師の繰り出すユニークな実験に、教諭らは童心に帰ったように取り組んだ。 県小学校教育研究会理科部会(部会長=今社利彦・神戸市立西山小学校長)が夏休みを利用して実施しており、今年は約百二十人が参加した。 今年度から導入された新要領では、教科の学習内容がおよそ三割削減。理科の時間も五・六年生で年間十時間減り、現場の教諭からは「時間に追われて発展的な実験まではなかなか取り組めない」との声が出る。教諭自身の「実験離れ」という実情も背景にある。 講習会では生物、物質、地学の分野ごとに小学校教諭や大学教授が指導。物質分野では、乾電池やコイルを使ったモーター、ペットボトルを利用した顕微鏡の作り方などを学んだ。講師の実技に、生徒となった教諭らからは「おおっ」という声もあがった。 明石市の女性教諭(32)は「これまでは器具の使い方など基本的な実験が多かった。時間も限られ、より楽しく学べるように努力したい」。宍粟郡波賀町の男性教諭(47)も「市販の実験用具より身近なものを使った実験ほど面白い。ネタ探しに頑張りたい」と言う。 理科実験に取り組む学習塾なども出始めた。「新要領では教える側の指導力が一層求められる。とりわけ理科の場合、子どもの興味や関心に対応できる幅広い知識が必要だ」と今社部会長。「講習会で先生たちが感じた『驚き』を児童にも伝えてほしい」と話す。 [ 閉じる ]
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