夏休み中の三者面談急増 県内小中学校
2002/08/04
兵庫県内の小中学校で、これまで一学期中に開くのが一般的だった保護者・三者懇談会を、夏休みに入ってから開くケースが増えている。新学習指導要領で減った授業時間数を確保するためだ。学力低下を心配する保護者からは「通知表と照らし合わせ、先生の話をしっかり聞けた」と好評だという。学校行事の休み期間への移行は、今後も続くか―。(篠原佳也)
これまで複数の学校が夏休み中の懇談会を実施してきた三木市の市立小学校。今年は十三校のうち十一校に広がった。
平田小学校は七月二十四―二十六日と二十九日の四日間に実施した。これまでは午後の授業をつぶして七月中旬に開いてきた。夏休みに移したことで、高学年の場合、単純計算で八時間の授業時間が確保できたという。
山崎啓治校長は「通知表には書ききれなかった勉強の評価や、導入された絶対評価についての詳しい説明もできた」と話す。
美嚢郡吉川町立吉川中、加古川市立志方東小、多可郡加美町立加美中なども、今年から夏休み中の懇談会を始めた。「教師が忙しい学期末を避けることで、保護者とゆっくり話し合うことができた」という。
多可郡八千代町立八千代中は、夏休み中の三者面談を一九九八年から始めた。今年は七月二十二―三十一日の十日間が面談期間。この間に、担任と保護者が都合の良い日を選んだ。夜や土、日曜日の面談もでき、保護者からは「仕事の都合に合わせることができた」と喜ばれているという。
休み中の懇談会について兵庫県教委は「授業時間を確保するための各校の工夫の一つ。夏休み中か前か、どちらがいいということはない」と、学校の判断に委ねるとしている。
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