「学校選択制」に前向き姿勢 兵庫県教育長
2002/08/13

 保護者や子どもたちが通学する公立の小中学校を選べる「学校選択制」について、兵庫県教委の武田政義教育長は十二日までの神戸新聞社の取材に「学校を選ぶ仕組みをつくることが学校の活性化につながる」と述べて選択制に積極的な姿勢を示した。

 学校選択制は一九九七年、旧文部省が規制緩和の一環で実施。小中学校を「選ばれる立場」に置くことで、特色づくりを促すのが狙い。現在、実施しているのは全国の約三千二百市区町村のうち十市区町程度にとどまり、兵庫県内では皆無。

 実施するかどうかは市町教委の判断だが、武田教育長は、複数から前向きな声が寄せられているとして、「やれる状況ならどんどんやってくださいと言っている」と語った。同教育長は「福祉分野をみても行政がサービスを決める『措置』から利用者が選ぶ方向に進んでいる。価値観の多様化を背景に『選択できる社会』が広がりつつある」と指摘、学校選択制の導入が拡大する方向にあるとの見解も併せて示した。

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