不思議な「ハナデンシャ」 洲本沖で捕獲
2002/09/04
海のUFO飛来―。赤や黄色の突起に覆われた不思議な生き物「ハナデンシャ」が、淡路島沿岸で見つかり、地元の人たちを驚かせている。
ハナデンシャはウミウシの仲間で、体長一〇―一五センチのだ円形。海底の泥質地に生息し、本州中部以南の沿岸に分布するが、ほとんど目撃例がないという。全体がカラフルな突起に覆われており、刺激を与えると青白い光を発することから、名が付いたとされる。
八月末に洲本市沿岸の水深約六〇メートル付近で底引き網にかかった六匹を、海産物卸売業の花野晃一さん(58)=同市由良町=が、地元の漁師から譲り受けた。
学術的にも珍しいため、神戸市立須磨海浜水族園で引き取って飼育することに。花野さんは「網にかかっても死んでしまうことが多く、生きている姿は貴重。研究などに役立ててもらえれば」と話しており、同水族園は公開も検討している。(いのちのまほろば取材班)
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