西宮冷蔵、今月廃業へ 取引減で再建断念
2002/11/06

 雪印食品の偽装牛肉事件に絡み、在庫証明書を改ざんしたとして、倉庫業法違反で営業停止処分を受けた西宮市西宮浜三の倉庫会社「西宮冷蔵」(水谷洋一社長)が五日、今月中にも廃業する方針を明らかにした。

 同社は昨年十月、雪印食品関西ミートセンターによる偽装牛肉詰め替えの現場となった。今年一月に偽装の事実を公表したが、事件発覚後、雪印食品が解散したのをはじめ、取引をやめる荷主が相次いだという。

 水谷社長は内部告発者保護制度の制定などを訴える一方、経営健全化を目指していたが、今年十月の売上高は前年同月比で36・3%にまで激減。今月三日から七日間の営業停止となったほか、負債が約十三億円に膨らみ、再建を断念した。

 同社は一九三七年創業で、社員は現在十八人。

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