「◇マーク」 県警調査で過半数が分からず
2003/01/31
意味知ってますか?
「◇(ダイヤ)マーク」って何? 前方の横断歩道を予告、注意を促すひし形の道路標示の意味を、ドライバーの過半数が正確に理解していないことが、三十日までの兵庫県警交通企画課のアンケート調査で分かった。県内に一万カ所程度ある標示だが、「この先行き止まり」や「道路中央を走れ」などの珍回答も。「歩行者最優先」という交通の基本ルールを誤解したドライバーの実態に「事故にもつながりかねない」と同課員らも頭を抱えている。
アンケートは昨年十二月、二十三―七十五歳のドライバー五百四十九人を対象に実施。道路標示の意味や、横断歩道手前での行動などを尋ねた。
その結果、「◇」の意味が「分からない」と答えたのは46・1%で最多。「学校が近い」(五件)、「徐行」(六件)などが9・1%と、半数以上が正確な意味を知らなかった。一方、正解は44・6%だったが、女性に限れば36・8%にとどまった。
このほか、信号のない横断歩道での車と歩行者の優先権についてもほぼ半数が誤解。「譲り合い」(25・5%)、「(歩行者に)意思表示がある場合のみ(譲る)」(21・5%)などの“独自解釈”が目立った。
道路交通法では、横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいれば、車は直前で一時停止、通行を妨げないようにしなければならない、と定められている。また、「◇マーク」は、信号のない横断歩道の手前などで、ドライバーに前方注意や減速などを促すためにあり、どちらも運転免許取得時に覚えたはずのルール。学科試験に出題されることもあるという。
県警では昨年、悪質ドライバーの取り締まりを強化し、歩行者妨害で計千六百六十五件を摘発。アンケートの結果を受け同課も「基本ルールの再確認を」と呼び掛けている。
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