女児へのいたずら相次ぎキャンプ場閉鎖 姫路
2003/08/06

 姫路市の野外キャンプ場で、宿泊イベントに参加していた複数の女子小学生が就寝中のテント内で相次いでいたずらの被害に遭う事件が起き、管理する同市教育委員会は五日までに、事態を重くみて、同施設の使用を中止した。届けを受けた姫路署は強制わいせつ容疑で捜査を始めた。夏休みさなかのことで、自然志向の野外キャンプがブームとなる中、どこまでの施設管理ができるのか、あり方が課題となりそうだ。

 事件が起きたのは同市豊富町豊富の同市立太尾(ふとお)キャンプ場で、市教委によると、先月、小学生と親子数十人のグループが少人数に分かれてテントで就寝中、複数の女児だけが利用していたテントに不審者が侵入、胸などを触って逃げたという。

 市教委は、別のテントで寝ていた複数の女児も被害を受けたとの連絡を受けており、確認を急いでいる。

 テントは約十メートル四方の敷地に設営され、キャンプ場の外からの出入りは自由。保護者もその範囲内のテントで就寝し、世話に当たるボランティアも約百メートル離れた小屋で寝ていた。事件を受け、市教委は同施設の利用中止を決定。同日までに、今シーズン中の予約団体に通知した。

 同施設の管理について市教委は、野営に詳しい外部の専門家などを運営委員に委託し、夜間も常駐してもらっているが、キャンプ指導などがメイン。石塚勝行教育次長は「管理体制に不備があったことは否定できず、申し訳ない」と話している。

 同キャンプ場は同市北部の山中にあり、オープン期間は七月下旬から八月末。昨年は二十五団体、約千五百人が利用し、今年もほぼ同様の予約があったという。

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