タンタンは「想像妊娠」 王子動物園のパンダ
2003/09/12

 神戸市は十一日、今年五月に市立王子動物園で人工授精し、出産の兆候を示していたジャイアントパンダ・タンタン(雌・七歳)は、実際には偽妊娠(想像妊娠)だった、と発表した。上昇していたホルモン値が元通りに戻ったため、出産の可能性はなくなった。

 ジャイアントパンダは性成熟していると、偽妊娠の場合でもホルモンが増えるため、「タンタンも偽妊娠だったようだ」と同園。中国から飼育専門員を招くなど準備を整えていたが、念願の二世誕生は来年以降に持ち越された。

 タンタンの健康状態は良好。暑さが厳しくなった六月半ばからは屋内の運動場で過ごしていたが、涼しくなる十月ごろからは再び屋外に出すという。大久保建雄園長は「結果は残念だが、これまでの食事量やホルモン値、行動パターンなどのデータを整理し、来年の出産につなげたい」と話している。

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