05年度から絶対評価 県教委、高校入試で導入
2003/12/20

 高校入試で使う調査書(内申書)について、兵庫県教委は十九日、二〇〇五年度入試から絶対評価を導入することを決めた。学校や地域で評価にばらつきが出るのを避けるため、県独自の評価規準表を本年度中に作成、公平性の確保を図る。

 絶対評価は科目ごとに決められた学習目標をどれだけ達成できたかを見る評価法。相対評価と異なり、他の生徒との比較はしない。

 小中学校の指導要録や通知表は〇二年度から絶対評価に移行。調査書も絶対評価への切り替えが進み、来春の入試では全国四十都道府県が導入する予定。

 兵庫県は「地域や学校ごとで評価基準があいまい」として相対評価のままだった。

 公平性を確保するため、県教委は六月に検討委員会を設置。評価の規準表づくりを進めている。完成後は各市町教委に配布、すべての中学校教員が研修を受ける。

 私立高の関係者は「受験生の学力が分かりにくくなる可能性がある」と戸惑いを隠せないが、県中学校長会長の楠武人・神戸市立上野中校長は「高校や保護者に一層理解を求めていきたい」と話している。

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