福男へ2000人疾走 西宮神社開門神事
2004/01/10
一番福を目指し、境内を疾走する参加者ら=10日午前6時、西宮神社
新年の福を勝ち取れ―。「えべっさん」の総本社の西宮神社(西宮市社家町)で本えびすの十日早朝、恒例の「開門神事福男選び」が行われ、約二千人が本殿参拝一番乗りを目指して境内を駆け抜けた。
福男選びは、鎌倉時代に起源があるという神事。表大門から本殿までの約二百メートルの参道を駆け抜け、上位三人がその年の福男に選ばれる。徹夜で場所取りをする参加者も多く、中には三日前から開門を待つ人もいる。
午前六時、緊迫した雰囲気の中、大太鼓の合図で門が開け放たれると、参加者らが一斉に境内に飛び出した。急な曲がり角や本殿前の坂などで転倒者が続出。昨年、ゴール目前で転んで三位だった消防士の平慶彦さん(22)=大阪府四条畷市=が雪辱を果たし、初の一番福に輝いた。平さんは「この日のために半年前から訓練を積んできた。絶対に一番福になりたかった」と感無量の様子だった。
残る二人の福男は、西宮市、私立大阪高二年の栄悠樹さん(16)と、神戸市西区の会社員石田博康さん(24)。
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