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問題行動小中生 「出席停止」も 県教委 2004/03/18 授業中に暴れたり、校内でものを壊したりする小中学生に対し、兵庫県教委は二〇〇四年度から、学校現場で敬遠されてきた出席停止も辞さない厳しい姿勢で臨む方針を決めた。一方、出席停止期間中には野外体験で人間関係を学ばせ、学校復帰を支援する。学級崩壊や対教師暴力に有効な手だてがない中、学校の秩序を守りながら、問題を抱える子どもたちの立ち直りを支援する取り組みは、全国にも例がないという。 教員や学者らでつくる検討委員会を四月に発足。出席停止の課題、児童生徒の支援策などを議論した上でマニュアルを作成。二学期には、神戸市を含む県内の全公立小中学校に配布する。 自立支援には加東郡社町の県立嬉野台生涯教育センターで実施する「冒険教育」プログラムなどの活用を検討している。学校関係者など、普段子どもと暮らす大人と問題に取り組み、「信頼」「協力」の意味を身をもって学ばせる。出席停止にする前でも活用する。 出席停止は「指導要録に残り、生徒の将来に傷がつく」「教育を受ける権利を妨げる」という懸念が学校現場に根強く、全国の実施件数は〇〇年度から三年連続で減っている。文部科学省は〇一年度に学校教育法を改正し、「授業を妨げる」などの行為についても出席停止の対象と明記するなど対応を促したが、大半の学校は別室指導などにとどめているのが実情。 県教委は学校秩序を守る方法として、出席停止を「選択肢の一つ」と位置付けた上で、「子どもの問題行動の原因は、人間関係をうまく築けない点にある」と分析。体験活動という「別の形の学習」でコミュニケーションを学ばせ、学校復帰を支援したいという。 文科省は〇四年度、都道府県に委嘱して子どもの学校外での立ち直り策を研究する予定だが、「出席停止の児童生徒に対し、学校復帰支援策を位置付けた全県レベルの取り組みは聞いたことがない」と注目している。 [ 閉じる ]
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