最後の復興コンサートに意欲 故河島英五さんの長女
2004/03/26

父の故河島英五さんの写真をバックに思いを語る河島あみるさん=奈良市
 シンガー・ソングライターの故河島英五さんの発案で、一九九五年から続けられてきた阪神・淡路大震災復興チャリティーコンサート「復興の詩」が四月二十五日、神戸文化ホール(神戸市中央区)で開かれる第十回をもって終了する。二十五日、奈良市内で会見した長女でミュージシャンの河島あみるさん(26)が明らかにした。当初目標だった十年目を迎えたためで「天国の父が(参加できずに)悔しいと思うようなコンサートに」と語った。

 大阪城野外音楽堂でスタートし、二〇〇〇年からは会場を同ホールに移した。英五さんの呼び掛けに賛同したアーティストやタレントが手弁当で出演し、収益は震災遺児支援の「桃・柿育英会」に寄付。総額は約二千七百万円に上り、〇一年に英五さんが病気で死去した後は、あみるさんが中心になって引き継いできた。

 今回は英五さんと親交のあったミュージシャンの山崎まさよしさんや押尾コータローさん、俳優の伊原剛志さんらが出演し、チケットは完売している。

 あみるさんは「父が亡くなり『やめてしまおうか』と思ったこともあったが、多くの人の支えがあって、続けてこれた」と感慨深げだった。

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