基礎学力と体力低下防ごう 小野市教委が独自検定
2004/06/13

 子どもの基礎学力や体力低下を防ぐため、小野市教委は七月から、小・中学生の漢字・計算・体力の検定制度を始める。名付けて「おの検定」。市教委は難易度・級別のテキストなどを作成し、子どもの向上心やチャレンジ精神を刺激する。市独自の基準による検定制度創設は県内初の試みといい、県教委も注目している。(加国 徹)

 「漢字検定」は小学通年で十八級制とし、まとめを兼ねたスーパー級も設けた。中学は六級制。日本漢字検定に対応させており、市内の難しい地名の読み書きも加えた。「計算検定」は小学通年で二十級制、中学が九級制。中学で一級に達し、さらに学びたい子に向けて難問を集めたスーパー級五級も設けた。

 各検定のテキスト(七十―百ページ)は、小学生の漢字と計算でそれぞれ低学年、中学年、高学年用を作成。中学生では、計算と漢字で各学年共用としている。

 小学の検定は学期ごとに年三回、中学では年五回の実施。八十点以上を合格とし、市教委が各級の認定証を交付する。

 「体力検定」は縄跳びを中心に行う。小学は「短なわとび」、クラスやクラブ単位による「大なわとび」の各検定を設け、二十級制で年三回実施。中学は五級制で、「体力測定」「大なわとび」をそれぞれ年二回、検定する。

 同市教委は「自分で目標を立て、達成していく習慣を培い、子どもに『やればできる』との自信をつけてもらいたい」としている。

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