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「神戸の球団」どうなる 2004/06/14 オリックスと近鉄は、それぞれ本拠地のある神戸市と大阪市が市民球団として支援してきた。両市は突然浮上した合併交渉に戸惑いをみせる。 神戸市がオリックスを誘致したのは一九九一年。球団からは十三日午前、「詳細はまだ決まっていない」と連絡があったという。小島由嗣公園砂防部管理課長は「突然で驚いている。官民あげて誘致した球団。神戸を離れることになれば、どんな影響が出るのか」と困惑する。 同市はYahoo!BBスタジアム(神戸市須磨区)を年間約六千万円で賃貸。球場名をヤフーとし広告料を徴収する「ネーミングライツ」の権利も本年度末まで残っており、本拠が変われば財政への影響が避けられない。今春には、サッカーJリーグ「ヴィッセル神戸」の民事再生手続きで貸付金約十二億円が回収不能となったばかり。 矢田立郎市長は「リーグ優勝や日本一となり、復興を目指す神戸市民に夢と希望を与えていただいた。今後とも、市民球団として応援していきたい」とコメントした。 一方の大阪市。近鉄の本拠地・大阪ドームを運営する第三セクター「大阪シティドーム」が、二○○二年度決算で百二十億円の債務超過に陥り経営難が深刻化した。 大阪ドームの使用料は年間十億円。合併は経営再建の行方に影を落とし、金融機関の同意が得られなければ、法的整理の可能性も出てくる。 「近鉄のために造ったドームだと思っている」と不信感を募らせる市幹部も。関淳一市長は「寝耳に水。本当なら大阪ドームの再建問題だけでなく、パ・リーグ全体にも影響する」と話した。 ・特集「BW近鉄合併」 [ 閉じる ]
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