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時速80キロで衝突か 山陽道事故のトラック 2004/08/11 赤穂市の山陽自動車道トンネルで、大型トラックが停車中の車三台に衝突、五人が死亡した事故で、業務上過失致死傷容疑で逮捕された運転手の容疑者(31)が運転していた大型トラックは、ブレーキをかけずに停車車両に衝突した可能性が高いことが十日、兵庫県警高速隊と交通捜査課の調べで分かった。事故現場の手前には目立ったブレーキ痕がなく、衝突状況などから、約八十キロの速度が出ていたとみられる。 同容疑者は、衝突前後の状況について、「スピードメーターを見ていて、顔を上げると目の前に車が止まっていた。ブレーキをかけたが間に合わなかった」と供述しているが、助かった男性の一人は消防隊員に「トラックがノンブレーキで突っ込んできた」と証言。 同課などは、時速約八十キロの速度のまま衝突したことが、事故の被害を大きくしたとみて調べている。 調べによると、同容疑者の大型トラックは、パンク修理中のワゴン車など三台に衝突後、この三台をそのまま押し出す格好で約百メートル走行し、炎上した。ワゴン車は側壁に挟まれて大破し、三人の幼児が死亡した乗用車は、車底が路面に付くほど押しつぶされていた。 一方、同容疑者が風邪気味で体調を崩し、仕事を休んだのは、事故前の二日間だったことも分かった。同課などは、長時間運転に耐えられるまで回復せぬまま、仕事をしていたのではないかとみて調べている。 [ 閉じる ]
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