小中事務職員の昼食時間なし 県監査委が改善勧告
2004/08/24

 兵庫県内の多くの公立小中学校で、事務職員の休憩時間が午後四時ごろまでなく、学校規則上、昼食時間も取れないことが、二十三日までに明らかになり、兵庫県監査委員は同日、県教委に対し二〇〇四年末までに改善するよう勧告した。

 明石市の男性二人による住民監査請求で判明した。

 男性らは、姫路市立小学校の事務職員について、休憩時間が午後四時から四十五分間とされているにもかかわらず、実際には午後零時四十五分から昼食のための休憩を取っているとして、「現状では勤務時間内の昼食で、人件費の不当な公金支出にあたる」と必要な措置の実施を求めた。

 県教委によると、多くの学校は子どもが下校する放課後に教職員の休憩時間を設定。教員は教室で給食を食べるが、これは給食指導の職務扱い。事務職員は仕事の合間に、短い時間で昼食を取っている。

 労働基準法は、休憩時間は一斉に取ることを原則としており、県教委は「服務監督権者である市町教委と調整しながら、適切に対応していきたい」。

 一方、学校関係者からは「休憩は規則通りに行かないのが実態。また、昼食時間を規則で定めると、来客者の対応などに影響が出る」と懸念の声も出ている。

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