照明充実させ夜間遊覧飛行 神戸市が検討
2004/10/05

 神戸市は四日までに、神戸空港島のヘリポートに夜間離着陸のための照明設備(航空灯火)を設ける方針を固めた。東京で人気を集めている夜間遊覧飛行を呼び込み、「一千万ドルの夜景」をたん能できる新たな観光コースとして位置付ける。

 ヘリポートは二〇〇七年度にも開設の予定。神戸空港島の北西部約十一ヘクタールを用地とする。

 現行の「神戸ヘリポート」はポートアイランドにあり、一九八七年に供用開始。〇三年度の着陸回数は約二千回。主に消防・警察や社用輸送などに用いられているが、航空灯火がない上に住宅地にも近いため、日没後は利用できない。

 空港島では騒音の心配がなくなるため、航空灯火を整えれば、幅広い時間帯の需要にこたえることが可能。「西日本の中心的ヘリポート」(神戸市)とする方針で、災害時の緊急利用、要人搬送への対応のほか、整備施設の誘致も目指す。現行のヘリポートは廃止される。

 夜間遊覧は東京ヘリポートや浦安ヘリポート(千葉)などを拠点に、東京都心部や横浜、東京ディズニーランドなどさまざまなコースが設定されている。神戸には、ライトアップされた明石海峡大橋などもあり、市は「遊覧飛行の事業化は可能」とみている。(足立 聡)

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