被災地支援の絵はがき制作 神戸の絵本作家
2004/11/09
「新潟のために何かしたいという人の気持ちを束ねたい」というみやざきさん(左)と氷室さん=神戸市内
新潟県中越地震の当日、たまたま同県十日町市に居合わせ、激しい揺れを体験した神戸市垂水区の絵本作家みやざきちかげさんが、被災地を支援するポストカードや絵本を制作した。売り上げを現地に贈る計画で、阪神・淡路大震災にも遭ったみやざきさんは「本当に大変なのはこれから。少しずつでも長く支援を続けたい」と話している。(平松正子)
みやざきさんは、十日町青年会議所主催の絵本講座に招かれ、大阪で手作り絵本講座アミーニを開く氷室真理子さんと、先月二十三日に同市を訪問。旅館で翌日の講座の準備をしていたとき、地震が来た。窓ガラスはゆがんで飛び出し、大きな水槽は割れ、テレビが頭の横に落ちて壊れた。
「古い木造旅館だったせいか、自宅が半壊した神戸の揺れより、長く、強く感じた。大きな余震が繰り返し襲ってきて、戸惑った」。二人は近くのスーパーの駐車場に避難し、寒さと恐怖の中、百人ほどの住民とただ立ち尽くした。その日は迎えに来てくれた同会議所メンバーの車で夜を明かし、翌日、越後湯沢駅から新幹線で神戸へ。帰宅後、水や乾電池を新潟へ発送したが、「自分たちらしい支援を」と作品制作を思い立った。
用意したのは、ポストカード三枚組(天使、影絵の二種類。三百円)▽絵本「バナーン」(千二百円)▽十日町の織物を使った手作り絵本キット(千五百円)。温かく、ほのぼのとしたパステル画などを使った。
申し込みは郵便、ファクスで、〒564―0041 大阪府吹田市泉町四ノ三六ノ六、アミーニへ。TEL06・6385・3257(ファクス兼)。ホームページ(
http://www.amini.jp/)
からも受け付ける。
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