「タクシー来ない」放置自転車を拝借 巡査を書類送検
2004/11/30

 兵庫県警の巡査(29)が十月、明石市内で駅前の放置自転車に乗って帰宅しようとしたとして、県警が占有離脱物横領容疑で書類送検するとともに、減給百分の十(一カ月)の懲戒処分にしていたことが二十九日、分かった。巡査は十月二十三日付で依願退職した。

 神戸新聞社の情報公開請求などを受け、県警が明らかにした。それによると、元巡査は神戸市内の警察署に勤務していた十月三日午前零時半ごろ、明石市二見町の山陽電鉄東二見駅前で、放置されていた自転車に乗り帰宅しようとした疑い。途中、パトロール中の県警自動車警ら隊員が職務質問し、盗難届の出ている自転車と分かった。

 自転車に鍵はかかっておらず、元巡査は「タクシーがなかなか来なかったため使った」などと供述したという。

 このほか、県警本部の警部補(42)が帰宅途中の十月七日深夜、阪神三宮―高速神戸間の電車内で、警察手帳を盗まれたとして、本部長訓戒の処分を受けていたことも判明。手帳はひもを付けてズボンの後ろポケットに入れていたが、寝ているすきに何者かにひもを切られ、盗まれたらしい。手帳はまだ見つかっていない。

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