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自衛隊800人超派遣へ 過去最大アチェ州に 2005/01/05 政府は四日、スマトラ沖地震の被災地救援のため、陸海空三自衛隊の部隊を近くインドネシアのスマトラ島北部アチェ州に派遣する方針を固めた。同国の要請を受け、国際緊急援助隊派遣法などに基づき米国など各国と連携して医療、防疫や輸送業務に当たる。派遣人員は八百数十人に上る見通しで、自衛隊の国際緊急援助活動としては過去最大となる。 派遣される陸上自衛隊は北部方面隊第七師団(千歳)の約二百人で、医療、防疫業務に当たる。海上自衛隊は護衛艦、輸送艦、補給艦の計三隻を派遣し計約六百人が部隊、機材の輸送などを実施。航空自衛隊はC130輸送機二機と人員計約六十人を派遣する方向で調整している。 米太平洋軍は既に海兵隊や艦艇など総勢約一万二千六百人が救援活動を展開。自衛隊は米軍が司令部を設置したタイのウタパオ基地を拠点に米、インド、オーストラリアなど各国と連携して活動する。 部隊が入るアチェ州はインドネシア国軍と独立を求める武装組織の紛争が続いている。防衛庁は「被災地は武装組織がいない地域」と説明しているが、各国は独自ルートで武装組織に攻撃停止を呼び掛けており、治安維持に懸念もある。 現地の情勢を把握するため先遣隊約二十人が四日夕、成田空港を出発した。同隊はウタパオ基地で米軍などと調整後、分担してインドネシア、タイ、マレーシアの被災状況を数日間かけて調査。防衛庁は現地の状況やニーズを見極め、速やかに部隊を派遣する方針だ。 一方、政府は四日、支援のための関係省庁会議を首相官邸で開催。関係国などへの五億ドル(約五百十億円)の無償供与や、津波警戒など防災対策での協力を実施することなどが報告された。 邦人犠牲者23人目確認 タイで30人超被害か スマトラ沖地震の津波に襲われたスリランカ南部のゴールで見つかっていた遺体について、外務省は四日、日本人男性と確認されたと発表した。氏名などは公表していないが、横浜市に入った連絡によると同市職員の樋浦達夫さん(57)で、個人旅行中だった。旅行会社「大陸旅遊」ツアー客の主婦中田八重子さん(67)=大阪府在住=の死亡も確認され、邦人死者は二十三人となった。 一方、タイ南部では少なくとも日本人三十数人が津波にのまれた恐れがあるほか、連絡がつかない百数十人のうちの相当数も被災した可能性があり、在バンコク日本大使館などが安否確認を急いでいる。 大陸旅遊のスリランカツアー客勝田咲江さん(69)と家族がしていた遺体は、同じツアーに参加していた中田さんと分かり、新たに見つかった遺体が勝田さんと確認された。ツアーの残る行方不明者は三人となった。 [ 閉じる ]
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